Q: Googleは今、サブディレクトリとサブドメイン、どちらをより評価する傾向がありますか?


A:

Googleの公式見解では「どちらも同じ扱い」とされていますが、実際のSEOでは運用や内容によって差が出ることがあります。

《出典》検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja&utm_source=chatgpt.com

Googleは公式に、サブディレクトリ(example.com/blog/)とサブドメイン(blog.example.com)について「検索順位の評価に違いはない」と何度も説明しています。そのため、理論上はどちらを選んでも、順位が上がる・下がるといった直接的な差は生まれない、というのがGoogleの立場です。

ただし、実際のサイト運営やSEOの現場では、同じ内容・同じ更新頻度であっても、結果に違いが出るケースが少なくありません。その理由は、Googleが「URLの形式」ではなく「評価の集まり方」や「サイトとしての一貫性」を見ているからです。

サブディレクトリの場合、メインサイトと同じドメイン配下にコンテンツが存在するため、被リンクやドメインの信頼性、過去の運営実績などの評価が集約されやすくなります。結果として、新しく追加したコンテンツでも比較的早く評価されやすい傾向があります。一方、サブドメインはGoogleに別サイトとして認識されやすく、評価が分散したり、ゼロから積み上げ直す必要が出てくる場合があります。

そのため、「サブディレクトリのほうが有利」と言われることがありますが、これは構造そのものが優れているというよりも、評価を集めやすい設計になりやすいという実務上の理由によるものです。

ただし、サブドメインが不利というわけではありません。本体サイトとテーマや役割が大きく異なる場合、たとえば企業サイトと採用サイト、コーポレートサイトと大規模メディア、あるいは多言語サイトや別システムで運用するサービスなどでは、サブドメインのほうが管理しやすく、コンテンツの質を保ちやすいケースもあります。
このような場合、無理にサブディレクトリに統合するよりも、サブドメインとして独立させた方が、結果的にSEO評価が安定することもあります。

結論として重要なのは、「サブディレクトリか、サブドメインか」という形式の違いではなく、その構造でユーザーにとって価値のあるコンテンツを継続的に提供できるかどうかです。
Googleが最終的に評価するのは、専門性、信頼性、情報の質、更新の継続性、そしてユーザー満足度です。構造選びに迷った場合は、「本体サイトと同じテーマ・目的か」「評価を集約したいか」「長期的に運用しやすいか」という視点で判断すると、失敗しにくくなります。


2026年01月16日
カテゴリ:内部対策