Q: 専門的な内容を扱うブログのため外部監修をお願いする場合、監修者の表記方法についてお聞きします。
先日の講座・サイトクリニックを受けさせていただき、今後、弊社サイトでは以下の3種類のコンテンツを発信していきたいと考えております。
(1)見込み客向けのコラム・ブログ
(2)全国に向けたお役立ち情報(リフォーム全般)
(3)施工事例のコラム
(1)(3)については自社で執筆可能ですが、
(2)についてはより専門的な内容を扱うため、
私よりもリフォームに詳しい建築士の方に外部監修をお願いすることを検討しております。
そこでご相談なのですが、
監修者の表記方法について、次のどちらが適切か悩んでおります。
A案
監修:二級建築士 ××× さん(外部協力)
執筆・編集:〇〇〇(会社名) 〇〇〇(自分の名前)
B案
監修:二級建築士(外部専門家)
執筆・編集:〇〇〇(会社名) 〇〇〇(自分の名前)
ただA案の場合ですと、その方の名前をWEB検索すると、
わずか3行ほどの情報がヒットし、「ブログ代行をしています」というプロフィールが表示されます。
そのため、ユーザーから見ると
「外部のライターに依頼している会社」という印象を持たれてしまう可能性があります。
一方で、B案のように名前を出さず肩書きのみを表記した場合は、「本当に建築士が監修しているのか」と疑問を持たれる恐れがあります。
どちらも一長一短で、いっそ自分の執筆として出したほうが良いのかとも迷っております。
現在、トライアルとして2記事を依頼中で、内容が良ければ継続的にサイトへ掲載していく予定です。
このような場合、実務的・倫理的な観点からどの表記が望ましいか、先生のお考えをお聞かせいただけますと幸いです。
A:
ありがとうございます。
B案
監修:二級建築士(外部専門家)
では監修者の氏名が載っていないので読者にとっても、Googleにとっても全く意味がないですので、SEO効果もゼロになると思います。
監修者を立てる意味はその人がコンテンツに対して社会的責任を取ることにあります。
そのため氏名が載っていないということはそれが全く実現できないので誰も得をしません。
A案
監修:二級建築士 ××× さん(外部協力)
執筆・編集:〇〇〇(会社名) 〇〇〇(自分の名前)
のほうが良いと思いますが、通常、監修者と執筆者は両方載せません。監修者だけを載せているところがほとんどです。
何故なら監修者を立てている時点で監修者が全責任を負うからです。監修者というのは = 責任者 という意味です。
しかし、監修者の名前で検索をすると「ブログ代行をしています」というプロフィールが表示されるというのではおっしゃるように体裁が悪いと思います。
そもそも「ブログ代行をしています」というプロフィールが表示されるような監修者を雇うのではなく、そうした副業をしていない人を1から探して見つけて依頼するのがベストだと思います。
御社の社員さんたちの知人か、その人達にも聞いてみて御社独自の監修者を見つけたほうが時間はかかっても長期的には御社の信用アップになると思います。それでも見つからなかったら、Facebookなどで探して依頼をするという方法もあると思います。
今回のご質問は企業の信用にかかわるところですので、時間をかけて慎重に対処したほうが良いと思います。









