Q: 重複コンテンツ対策として質問です。

現在、公式サイト(WordPress)でブログを書いていますが、別にnoteも始めようと考えています。

WordPressでは長文の記事を中心に書いており、noteでは1000文字程度の読みやすい記事にしたいと思っています。
ただ、一人で作業しているため完全に別の記事を毎回作るのが難しく、WordPressの記事を要約・再編集してnoteに載せることを検討しています。

重複コンテンツ対策として以下の点に注意しています:


●ChatGPTを使って重複しないようにリライト。
●画像も変更(例:3枚を合体させる程度ですが…)。
●noteの文末に
「本記事は自社サイト『和室リフォーム本舗』ブログの内容をもとに再編集しています。詳しい施工例や商品情報は公式サイト
ブログでもご覧いただけます。」
と明記。

このような形での投稿はSEO的に問題ないか、または避けるべきかご意見を伺いたいです。


A:

ご質問ありがとうございます。とても良い方向性ですが、SEOの観点から見ると少し工夫が必要です。以下のように考えると安全で効果的です。

1. ChatGPTリライトは「同じ内容の短縮版」ではなく「別視点の記事」に画像を変えるのはすごく良い工夫です。

ただし、「ChatGPTで重複しないようにリライト」だけでは、Googleから見ると「同じテーマを少し言い換えた記事」と判断されることが多いです。
つまり重複コンテンツとみなされるリスクが残ります。

たとえばWordPressで「和室リフォームの費用相場」を詳しく説明しているなら、noteでは「私が6畳の和室をリフォームしたときの体験談」というふうに切り口を変えると良いです。
あるいは、「リフォームを迷っている人に向けた会話形式」などもおすすめです。

例:
Aさん「畳をフローリングに変えると費用ってどのくらい?」
Bさん「実際にやってみたけど、意外とコスパ良かったよ!」

このように語り口を変えると、同じテーマでも「別の記事」として評価されやすくなります。
さらに最後に、「体験から学んだ3つのポイント」などを箇条書きでまとめると、note単体でも価値が生まれます。

2. 「公式サイトからの再編集」と明記するのは避けたほうが安全
文末に
「本記事は自社サイト『和室リフォーム本舗』ブログの内容をもとに再編集しています」
と書くのは誠実な対応に見えますが、SEO的にはGoogleにこの2つは似ていますと伝えることになるため逆効果です。代わりに、もっと自然な形で関連リンクを張るのがおすすめです。

例:
和室リフォームの実際の施工例や費用の詳しい情報は、

公式ブログの記事はこちらをご覧ください
こうすれば「関連性の高いサイトへのリンク」として評価されやすく、SEO的にもプラスになります。

3. 理想的な運用の方向性
WordPressは「専門性・網羅性・検索向けの記事」
noteは「共感・体験・人間味のあるストーリー」

というように役割を分けるのが理想です。
同じテーマでも、「検索で調べる人向け」と「SNSで共感する人向け」で切り口を変えるだけで、自然に差別化できます。

たとえば:
•WordPress記事:
「和室を洋室にリフォームする費用と施工の流れ」

•note記事:
「祖父母の家を洋室にリフォームして感じた3つのこと」

このようにすれば、読者層もGoogleも別の記事として認識してくれます。
以上ですが参考にしていただければ幸いです。

2025年12月04日
カテゴリ:内部対策