Q: canonicalタグの扱いについてご相談いたします。

現在、ポータルサイトでお店の一覧ページのseo対策を行っています。

(1)東京都のメンズエステ店一覧(※1ページ目)
https://www.yyy.com/kanto/shoplist/1300/

(2)東京都のメンズエステ店一覧(※2ページ目)
https://www.yyy.com/kanto/shoplist/1300/p2/

(3)東京都のメンズエステ店一覧(※3ページ目)
https://www.yyy.com/kanto/shoplist/1300/p3/

※ページ内でのお店の並び順は日々変動します。

上記のように、お店の一覧が複数のページにわたって分割されている場合、
2ページ目や3ページ目では、canonicalを1ページ目(https://www.yyy.com/kanto/shoplist/1300/)に指定した方が良いのでしょうか?

その方がPageRankを1ページ目に集約できるし、クロールバジェットの効率化につながるのではないかと思いました。


A:

詳しい状況お伝えいただきありがとうございます。
2ページ目以降は1ページ目とは異なる独自のコンテンツを含んでいるので、canonicalタグを使ってはなりません。

一覧ページが分割されている場合、2ページ目や3ページ目には、1ページ目にはない固有のお店(コンテンツ)が掲載されています。これらのページにCanonicalタグを使い、1ページ目を正規URLとして指定してしまうと、以下のような致命的な問題が生じるリスクがあります。

Canonicalタグは、内容が重複または非常に類似したページ群の中から、代表の1ページを選ぶようGoogleに伝える指令です。内容が異なる2ページ目や3ページ目から1ページ目を指定すると、Googleは「これらのページは実質的に同じ内容だ」と誤解し、2ページ目以降の固有のコンテンツ(お店)を検索エンジンのインデックスから除外してしまいます。
これは、お店の情報を網羅したいポータルサイトにとって、機会損失となります。

このような理由から2ページ目以降は1ページ目とは異なる独自のコンテンツを含んでいるので、canonicalタグを使ってはなりませんのでご注意下さい。


https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/consolidate-duplicate-urls?hl=ja


2025年12月04日
カテゴリ:内部対策