Q:最近Googleで検索すると自サイトのTOPページだけタイトルタグが略されて表示されてしまいました。原因と対策を知りたいです。

タイトルタグでは【説明文+社名】 と指定しているのですが検索結果では【社名】だけ表示されています。(descriptionは問題なく表示されています。)【説明+社名】の文字数が40文字あったため、31文字に減らす対策は行いました。

1. なにかGoogleで対策があったのでしょうか?

2. 文字数によって略されてしまう可能性があるのでしょうか?
他に原因はありますでしょうか?

3. TOPページだけ省略されやすいとかはありますでしょうか?

4. 略されてしまうことでキーワード検索順位が下がるという記事をみましたがありえるのでしょうか?


A:

ご質問ありがとうございます。
1. 半年くらい前からだと思いますが、Googleは検索結果ページに表示されるサイトへのリンク部分の文言を簡潔なものに変更するようになってきました。そのためタイトルタグにサイト運営者が記述したフレーズがそのまま表示されるケースが減ってしまいました。大体表示される確率は20%以下くらいになりました。

2. タイトルタグに記述する文字数が検索結果ページに表示しきれないほどの場合は、おっしゃるように文字数が多いと判断されて表示されないケースが多いです。

しかし、文字数というよりは、コマーシャル的な宣伝文句をタイトルタグに書くとGoogleはそれを嫌って会社名だけ、またはサイト名だけを検索結果に表示する傾向があります。対策としては、トップページにしろ、サブページにしろ、タイトルタグにコマーシャル的な表現を含めない短めの表現をサイト名また会社名の前に記述することです。

主観的なものや実証不可能なこと(例:日本一の・・・、名医・・・、人気1の・・・、抜群の効果・・・等)を書くのを避けて、客観的でどちかというと冷めた表現を記述するとそれがそのまま表示されやすくなります。そして何よりも、証明可能な事実を書かないとYouTubeのサムネイルでいう「釣り記事」だと思われてGoogleに嫌われるはずです。

3. TOPページだけ省略されやすいということはありません。どのページも客観的で手短なシンプルなことを書かないと省略されて、Googleが勝手に創作したフレーズが表示されるか、そのページのH1タグに書かれていることがシンプルな場合はそのページのH1タグに書かれていることが検索結果に表示されます。

4. 略されてしまうことでキーワード検索順位が下がるということは私の知る限り観測されていません。
タイトルタグの難しい点は、タイトルタグに記述した全てが検索結果ページに表示されなかったり、まったく別のフレーズが表示されているとしても、タイトルタグに記述したキーワードやフレーズがそのページの上位表示に役立っているという点です。

そのため、タイトルタグには2つの役割:

(1)Googleの検索結果上に自分が検索ユーザーに伝えたいことを書く
(2)Googleのアルゴリズムにそのサイトを評価してもらうための重要な手がかりを書く

があることをわすれないでタイトルタグを記述するよう心がけるようにしてください。どちらか一方だけを考えるのではなく、この2つのバランスを取ることを心がけたほうが得策です。







2024年04月29日
カテゴリ:内部対策