Q: インデックスされるまでのスピードが遅くなりました。どうしてですか?

以前は記事を作成してGoogle Search Consoleの「URL検査」を使うと、遅くとも1時間以内にはインデックスされていました。でも最近は、インデックスされるまでに1日以上、時には数日かかることがあります。
これはGoogleのアップデートの影響でしょうか?それとも私のサイトに原因があるのでしょうか?


A:

最近、インデックスが遅くなるサイトが増えてきています。

特に、あまり更新されていないサイトやアクセスの少ないサイトでは、インデックスまでに1か月以上かかることも珍しくありません。

これはGoogleがインターネット上のすべてのページを今までのような速さでクロール・インデックスするのが難しくなっており、「高品質なサイト」を優先的に扱うようになってきていることが主な原因だと考えられます。
わかりやすく言えば、YouTubeでも有名なYouTuberの動画はすぐにおすすめに出ますが、そうでない動画は見つけてもらいにくいですよね。それと同じような状況です。

ただし、インデックスのスピードを少しでも早めるための方法もあります。実際に私がクライアントに提案している方法を、以下にご紹介します。

《インデックスを早めるための7つの対策》
1. ニュース性や独自性の高い記事を作る
→ 他のサイトが扱っていないテーマや、自分の体験に基づいた内容の記事を書くようにしましょう。

2. 新しく作ったページへのリンクをトップページや人気ページに設置する
→ ただし、トップページにリンクを載せすぎるとページの質が下がるリスクもあります。

3. 人気のある他のページやサイトからリンクを張ってもらう
→ 被リンクがあるとGoogleに見つけられやすくなります。

4. PR TIMESにページ情報を投稿する
→ 費用はかかりますが(1回約3万円)、ニュース性のあるページなら効果的です。

5. 全ページのフッターからリンクを張る
→ 新ページへのリンクをフッターメニューなどに設置します。ただしやりすぎはノイズになるので注意が必要です。

6. サイトをこまめに更新する
→ Googleはよく更新されているサイトを優先的にクロールする傾向があります。

7. サーチコンソールのURL登録やサイトマップ送信だけでは不十分
→ インデックスのスピードを本気で上げたいなら、上記1〜6の対策を徹底することが大切です。

《参考情報》
Googleサポート「クロールの統計情報レポート」
https://support.google.com/webmasters/answer/9679690?hl=ja

2025年09月16日
カテゴリ:内部対策