Q: メタディスクリプションタグの設定はSEO対策にとって必要不可欠でしょうか?

巷では、SEO対策では意味がない?
現状のSEO対策では、meta descriptionが検索結果に直接影響することはありません。
これは、Googleのウェブスパムチーム・品質管理チームの責任者であるマット・カッツが明言していることです。
そのため、meta descriptionにSEOキーワードや共起語をどう入れるかなどはとくに気にする必要はありません。

一方、meta descriptionは検索結果に表示されるテキストです。検索キーワードと一致する部分が太字でハイライトされるなど、結果表示画面には大きく影響します。
つまり、ランキングには関わらないものの、meta descriptionの改善は大枠の意味でSEO対策になると言えるでしょう。

meta descriptionの改修はユーザー向けの施策
SEO対策を行ったことでページが検索上位に表示されたとして、クリックされなくては意味がありません。
meta descriptionに適切な改修を入れることは、この懸念を払拭する意味でも大切です。
ユーザーに対して「お求めの情報はこのページにあります」とアピールを行い、クリック率を高めましょう。

と記事等で書かれておりますが、やはりメタディスクリプションタグの設定はタイトルタグ同様にSEO対策にとって必要不可欠だと感じておりますが鈴木先生的にはどうお考えでしょうか?


A:

メタディスクリションについては、私の見解では、それそのものがSEO効果があるというのではなく:

1、ページの冒頭にそのページの要旨をまとめて記述するためのGoogleにそのページが何のページなのかを伝えやすくなる というある意味ページの本文の拡張機能だと思っています。そのため、メタディスクリションは書かないよりも書いたほうがそのページの意味をGoogleに伝えやすくなるので重要だと思っています。そして極力、各ページにはメタディスクリションを記述して、それら1つ1つのページの紹介文を書いたほうが良いと思います。

2、最近はかなり減っていますが、メタディスクリションに記述した文言はそのまま検索結果ページに表示されることがあるため、そこには極力ユーザーがクリックしたくなるようなページの紹介文を120文字以内で書いたほうが良いです。ただし、最近のGoogleでは検索キーワードに関連性が高い文言がメタディスクリションに書かれている場合のみ検索結果に表示してくれるので必ずメタディスクリションに記述した文言が検索結果に表示されるとは思わないほうがよいです。

以上ですが参考にしていただければ幸いです。

2024年02月01日
カテゴリ:内部対策