Q : 現状サブドメインで立ち上げようとしている事業専用サイトに関する質問となります。

(1)被リンク拡大化に関するSEO対策のウェイトは年々下がってきているのでしょうか?

(2)被リンクをノーインデックス(Google検索で検索されないサイト)で別ドメインから外部業者を活用して増やしていくという対策は効果でるものでしょうか?

⇒無理やり被リンクを増やすことで逆にGoogleの評価点がさがったりするものでしょうか?

(3)費用をかけてまで被リンク数を増やす対策は必要でしょうか?

(4)サブドメインで立ち上げる事業専用サイトに対して被リンクはどの程度の数が必要最適数になりますでしょうか?


A:

ご質問ありがとうございます。


(1)被リンクの重要性は、コンテンツの品質やE-E-A-Tの重要性が増すことにより、相対的に低下しております。
しかし、本誌 MONTHLY SEO REPORT 2023年 2月号の巻頭特集で報告したようにGoogleのランキングシステムの中で最も重要な核となるランキングシステムはコアランキングシステムですが、その中にPageRankシステムというランキングシステムが含まれています。
そのため、競争率が高いキーワードであればあるほど、信頼性が高く権威性が高いサイト、つまり政府、有名大学、研究機関、一流企業などからのリンクが無いとPageRankは高まりませんので、結局は被リンクは今でも重要であるということです。

ですので、信頼性が高く権威性が高いサイトからリンクを張ってもらうこと、それが無理でも信頼性が高く権威性が高いサイトからリンクを張ってもらっているサイトからリンクを張ってもらうことを常日頃から心がけてSEOに取り組まなくてはなりません。

(2)このご質問の意味がよくわかりませんが、いずれにしても、外部業者を活用して被リンクを増やすという事自体がGoogleのガイドライン違反なので、そうしたやり方は一時的に効果があっても、必ず時間とともに効果がゼロになるか、逆効果になるはずですのでお気をつけ下さい。

Googleのガイドライン違反にならないようにしながら企業が被リンクを獲得する方法は主に:

● 外部の事業者と業務提携をして彼らのサイトからリンクを張ってもらう
● 信頼性の高い協会、組合の会員になり会員紹介ページからリンクを張ってもらう
● リンクを張って紹介したくなるような非常に便利なコンテンツか、無料サービス、プログラム等をサイト上で提供して自然にリンクを張ってもらうことを待つ
● 一定の厳しい審査に合格しないと掲載してくれないポータルサイトに掲載してもらい公式サイトという形でリンクを張ってもらう
● 非常に画期的な商品やサービスを発表して紹介するためにリンクを張りたくさせる

という5つしかありません。

ぜひ被リンク獲得に関してはこれらを主な目標として常日頃から取り組むことをご検討下さい。

(3)費用をかけて被リンクを増やすための取り組みをすべきです。しかし、それを簡単に実行するために外部の業者に依頼をして楽をするというものはほとんどの場合、Googleのガイドライン違反になりますのでお気をつけ下さい。

(4)サブドメインで立ち上げる事業専用サイトに対してもある程度被リンクは獲得しないとなりません。少なくとも最初は他人からの被リンクを3件から5件は集めるように被リンク獲得のための活動をすべきです。


2023年04月29日
カテゴリ:被リンク対策