Q: ウェブマスターツールの事でお聞きします。

先日、左メニューの検索トラフィック→サイトへのリンクを押して、リンク数の最も多いリンク元という部分の詳細ボタンを押しました。
そして、最新のリンク元をダウンロードするを押しました。Excelに調査先URL・タイトルのデータがありました。
そして外部発リンク数・英語サイト・ディレクトリ型リンク・相互リンクなどの項目があって、該当するものにチェックがついていました。3700程リンク数があるのに、Excelでは100個くらいしかなかったのはなぜでしょうか?


A:

これは私の方で試してみましたが、同じ現象を確認できなかったのではっきりとお答えすることが出来ずに申し訳ありません。

どちらにせよ、悪いリンクは削除依頼をする必要があります。

以前はGoogleから手動によるリンクに関するペナルティーの警告が来て、それにより検索順位が落とされていました。

最近ではそれが来なくてもリンクに関するペナルティーが自動で与えれている事例が非常に増えてきています。

内部対策、ページ内部の改善をかなり実施したのにもかかわらず検索順位が本来の順位よりも10位以上低いと思った時は、この自動によるリンクに関するペナルティーの可能性があります。

その場合の対策は・・・

(1)Googleウェブマスターツールでおっしゃるやり方で被リンク元の一覧をCSV形式でダウンロードしてリンクを張ってくれているところに削除依頼をすること

(2)それが多すぎて時間的に不可能だと思う場合は、そのドメインを捨てて、全く新しいドメインを購入してページを全て新しいドメインのサイトに移動するという引っ越しをすることです。そして古いドメインのあるサーバーにはファイルを一切残さず、空にします。
ただし、新しいドメインのサイトに自動転送するための.htaccessファイルだけは古いサーバーに残しておいてください。そうしないと古いドメインにアクセスしてくれたユーザーさんが迷子になって彼らのアクセスを失うからです。
新しいドメインへの引っ越しが済んでから6ヶ月以内に検索順位が元の順位に戻るという事例が増えてきています。

検索順位が10位くらい落ちただけで引っ越しは無理だとしても、何をしても検索順位が本来の順位より40位以上低い時はこうした引っ越しという選択を検討して下さい。ほとんどの場合このやり方で検索順位が復旧しています。

2018年09月28日