Q: 現在、サイト全体の直帰率が離脱率より全然高いという状況がよくわからないのですが、どういう風に分析したらよいのでしょうか?

現在サイト全体の直帰率が82.17% サイト全体の離脱率が62.84%あります。
普通直帰率の方が離脱率より低いのかなと思うのですが、この直帰率が離脱率より全然高いという状況がよくわからないのですが、どういう風に分析したらよいのでしょうか?(ブログ記事を書き、メルマガ登録を目的としています)
なおサイトはこちらです


A:

ご質問ありがとうございます。
通常、直帰率が離脱率より高い原因、あるいは直帰率が高い原因は:

(1)ユーザーが検索したキーワードの検索意図にそぐわないコンテンツである
(2)ランディングページ(Googleからユーザーがたどり着いたファーストページ)から関連性の高い有益なサイト内リンクが少ない
(3)ランディングページが有益な無料情報か、そうしたページにリンクを張っている目次ページではない

という3つのうちいずれか、複数が該当する場合です。

御社のランディングページを拝見させていただきましたが:

・確かに関連性の高いページに頻繁にリンクがされており、今風の目次ページになってはいます。(目次ページの有益性についてはニュースレターの2018年 2月号「何故今、目次型ページが上位表示するのか?」https://www.ajsa-members.com/seo-news/をご覧下さい)

しかし、それらページの本文中からリンクされているページがサイト運営者である自分にとって都合のよいページにリンクを張っているのか、それとも真に無料で役立つ情報を得ようとするユーザーが見たら喜ぶページであるのかを吟味して下さい。

・ランディングページの印象がいわゆるインフォトップ等の情報商材的なデザイン、テイストに見えます。その場合、そうしたものが嫌いなユーザーは多いはずなので、直帰の原因になっている可能性があります。テイストを今どきのファッション関連のオウンドメディアやキャンキャンのサイトのようなクリーンでカラフルなデザインにすると次のページも見てくれるようになるかもしれません。

・ランディングページの後半に有料コンサルティングの案内とその詳細ページへのリンクがあると思いますが、これがこのテーマを商売にしている人がサービスを売るために作ったページだということがすぐにわかるので、その情報を削除して、もう少し1.2ページ程度無料だけで完結する無料お役立ちページにだけリンクを張り、それらを読んで信頼してくれた人たちだけが有料コンルティングページへのリンクが見れるようにして見てはいかがでしょうか?
サービスを売ろうとする前にまず信頼をしてもらうことを最初の目標にするという意味です。

以上、個人的な感想になりましたが参考にしていただければ幸いです。


2018年07月29日