Q:ページの読み込み速度を計測するサイトをいつけたのですが、スピードインサイトと比べてどちらの方が参考になるでしょうか?

ページの読み込み速度を計測する下記のサイトがあります。
https://gtmetrix.com/
これは上記のページスピードインサイトと比べて、どちらの方が参考になるでしょうか?


A:





初めて拝見しましたが、比較したところ、かなりGoogleのPageSpeed Insightsと似ています。

ということは、これもかなり参考になると思いますので、使ってみるのは良いと思います。

実際、最近のサイト速度診断ツールは、多くがGoogle Lighthouse系の技術をベースにしています。

つまり、見た目は違っても、内部的にはGoogle系の速度評価ロジックをかなり参考にしているケースが多いのです。

最近のSEOでは「表示速度」がかなり重要になっている



私は2003年頃からSEOを研究していますが、昔のSEOでは、ページ速度は今ほど重要視されていませんでした。

当時は、

・被リンク
・キーワード回数
・内部リンク

などが中心でした。

しかし最近のGoogleは、「ユーザー体験」をかなり重視しています。

そのため、

・表示速度
・モバイル快適性
・レイアウト安定性
・操作しやすさ

なども、以前よりかなり重要になっています。

私は最近、「Googleはサイトの中身だけではなく、“居心地”まで見始めている」と感じています。

PageSpeed InsightsはGoogle本体の視点に近い



その意味では、Googleが提供しているPageSpeed Insightsは、やはり非常に重要です。

何故なら、Google自身の評価視点にかなり近いからです。

例えば、

・Core Web Vitals
・LCP
・CLS
・INP

など、Google検索順位にも関係すると言われている指標が含まれています。

そのため、「Googleがどう見ているか」を知るには、やはりPageSpeed Insightsは非常に参考になります。

GTmetrixの良いところ



一方、GTmetrixにも良い点があります。

特に、

・視覚的にわかりやすい
・読み込み順序が見える
・どの画像が重いかわかりやすい
・技術者向け情報が豊富

という特徴があります。

私は最近、「PageSpeed Insightsは健康診断、GTmetrixは精密検査に近い」と感じています。

PageSpeed Insightsは、「どこが悪いか」をざっくり教えてくれます。

一方GTmetrixは、「何がどの順番で重いか」をかなり詳しく見せてくれます。

最近のサイトは「複雑化」し過ぎている



最近のサイトは、昔よりかなり重くなっています。

理由は、

・高画質画像
・JavaScript大量使用
・アニメーション
・外部サービス埋め込み

などが増えているからです。

私は最近、「今のサイトは高級マンション化し過ぎている」と例えることがあります。

昔のサイトはシンプルな木造住宅でした。

しかし今は、

・豪華装飾
・巨大画像
・大量機能

が増え、結果的に重くなっているケースが非常に多いです。

画像が原因のケースが非常に多い



実際、ページ速度低下の原因として最も多いのは画像です。

例えば、

・未圧縮JPEG
・巨大PNG
・スマホ写真そのまま
・スライダー大量使用

などです。

GTmetrixは、どの画像が重いかも比較的わかりやすく表示してくれます。

私は昔から、「サイト速度改善は、まず画像ダイエットから」と会員様によくお話しています。

Googleは「待たされるストレス」をかなり気にしている



私は会員様に、「サイト速度は接客スピードに近い」とよく説明しています。

例えば飲食店でも、

・注文しても来ない
・店員が遅い
・レジが詰まる

と、お客様はストレスを感じます。

サイトも同じです。

表示が遅いと、

・離脱率増加
・直帰率増加
・再訪問減少

につながりやすくなります。

Googleも、そのユーザーストレスをかなり気にしています。

点数だけに振り回されないことも重要



ただし、ここは非常に重要です。

最近は、PageSpeed InsightsやGTmetrixの点数ばかり気にし過ぎる方が増えています。

しかし、私は「点数競争になり過ぎるのも危険」だと思っています。

例えば、

・見た目を極端に削る
・必要機能まで消す
・画像を荒くし過ぎる

と、逆にユーザー満足度が下がることがあります。

つまり、「速度だけ速ければ良い」わけではありません。

私は昔から、「SEOはバランス」と会員様によくお話しています。

最近は「ユーザー快適性」が最重要になっている



現在のGoogleは、単なる技術点数ではなく、

・読みやすいか
・使いやすいか
・ストレスが少ないか

をかなり見ています。

そのため、

・速度
・デザイン
・視認性
・操作性

のバランスが重要です。

私は最近、「Googleは技術評価だけではなく、サイト接客品質まで見ている」と感じています。

AI検索時代は「快適なサイト」がさらに重要になる



最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト内容が引用される時代になってきました。

この流れの中で、GoogleやAIは、

・表示速度
・快適性
・ユーザー満足度
・ストレスの少なさ

を以前よりさらに重視していく可能性があります。

つまり、今後は「情報が良いだけ」ではなく、「快適に利用できること」もますます重要になると思われます。

結論としては両方見るのがおすすめ



結論としては、PageSpeed InsightsもGTmetrixも両方参考にするのが良いと思います。

特に、

・Google視点を見る → PageSpeed Insights
・細かい原因分析を見る → GTmetrix

という使い分けはかなり有効です。

将来このことに関する情報が入ってきましたら、本誌や週刊SEOビデオニュースでご報告します。

貴重な情報をありがとうございます。

最終更新日:2026年5月26日 回答者:SEOコンサルタント 鈴木将司




2018年06月27日
カテゴリ:内部対策