Q:ページスピードインサイトについてお聞きします。

先日サイトのアドレスを入力し実行しましたら以下のようになりました。

【モバイル 速度】・・・unavailable
【モバイル 最適化】・・・77/100

【パソコン 速度】・・・unavailable
【パソコン 最適化】・・・38/100

と計測されました。

この状況はどうなのでしょうか?


A:


これを見る限り、通常70点以上だとある程度安心出来るのですが、パソコン版の38点というのは低すぎます。

特に最近のGoogleは、ページ表示速度やユーザー体験をかなり重視しています。

私は2003年頃からSEOを研究していますが、昔のGoogleは「ページ内容」中心でした。しかし最近は、「ページ体験」もかなり評価対象になっています。

つまり現在は、

・情報が良い
・専門性が高い

だけではなく、

・表示が速い
・読みやすい
・ストレスが少ない

ことも重要になっています。

Googleは「待たされるストレス」を嫌っている



私は会員様によく、「ページ速度は接客スピードに似ている」とお話しています。

例えば飲食店でも、

・注文しても来ない
・水も出てこない
・メニュー表示が遅い

と、お客様はストレスを感じます。

ウェブサイトも同じです。

ページが重いと、

・ユーザー離脱
・直帰率増加
・再訪問率低下

につながりやすくなります。

Googleもそれをかなり気にしています。

画像が原因のケースが非常に多い



殆どの場合、画像がロスレス圧縮されずに重いのが原因です。

特に最近は、

・高画質スマホ写真
・巨大バナー画像
・未圧縮PNG
・大型スライダー画像

が原因になっているケースが非常に多いです。

私は昔から、「サイトが重い原因の7割くらいは画像」と会員様にお話しています。

特に最近のスマホ写真は非常に高画質なので、そのままアップすると数MBになることがあります。

それを複数ページに貼ると、一気に重くなります。

まずは画像圧縮を最優先して下さい



まず最初にやるべきなのは、画像圧縮です。

tinyjpegというサイトで、全てのPC版画像をロスレス圧縮して、サーバー上の重い画像に上書きし、再度調査してみて下さい。

画像圧縮だけで、

・90MB → 15MB
・3MB → 400KB

くらい改善するケースも珍しくありません。

私は昔から、「画像はサイト速度のダイエット」と例えています。

例えば人でも、重い荷物を大量に持てば動きが遅くなります。

サイトも同じです。

重い画像を大量に持っていると、ページ表示がかなり遅くなります。

サーバー速度の問題もある



それでもこれだけ点数が低い場合は、サーバーが遅い可能性があります。

特に、

・格安サーバー
・共用サーバー負荷
・海外サーバー
・古いサーバー環境

などは、速度低下の原因になることがあります。

私は会員様にも、「サーバーは店舗の土地みたいなもの」とお話しています。

例えば、どんなに良い店舗でも、

・道路が狭い
・入口が混雑
・アクセスしづらい

と、お客様は来づらくなります。

サイトも同じです。

サーバーが遅いと、どんなに内容が良くてもユーザー体験が悪化します。

他サイトと比べて「つながりが遅いか」をぜひ確認してみて下さい。

JavaScriptやCSSが重いケースも多い



もう1つの可能性は、JavaScriptやCSSの記述が冗長になっているケースです。

最近のサイトでは、

・アニメーション
・スライダー
・外部ウィジェット
・大量プラグイン

などを入れ過ぎているケースがあります。

私は最近、「最近のサイトは装飾過多で重くなるケースが増えている」と感じています。

例えばレストランでも、

・装飾し過ぎ
・置物だらけ
・通路が狭い

だと、逆に居心地が悪くなります。

サイトも同じです。

機能を増やし過ぎると、逆に使いづらくなることがあります。

最近のGoogleはユーザー体験をかなり重視している



昔のSEOでは、

・キーワード回数
・被リンク
・内部リンク

などが中心でした。

しかし最近は、

・表示速度
・モバイル快適性
・視認性
・ストレスの少なさ

もかなり重視されています。

私は最近、「Googleは検索順位だけではなく、サイト接客品質まで見始めている」と感じています。

例えば、

・ボタンが押しにくい
・表示が遅い
・レイアウトが崩れる

と、ユーザーはかなりストレスを感じます。

Googleも、そのストレスを減らしたい方向へ進化しています。

特にモバイル速度が重要になっている



最近はスマホ利用者が非常に多いため、Googleはモバイル体験をかなり重視しています。

そのため、

・スマホで重い
・画像が大き過ぎる
・表示が遅い

サイトは、以前より不利になりやすいです。

ただ今回、モバイル最適化が77点あるのは、そこまで極端に悪くはありません。

問題は、PC版38点の低さです。

これは何らかの重い要素がかなり存在している可能性があります。

PageSpeed Insightsは「改善ヒント集」でもある



いずれにせよ、PageSpeed Insightsの調査結果下部に改善提案が表示されます。

そこには、

・画像圧縮
・CSS削減
・JavaScript最適化
・キャッシュ設定

など、具体的な改善内容が表示されます。

私は会員様にも、「PageSpeed Insightsはテストというより健康診断に近い」とお話しています。

つまり、「悪い点数を見て落ち込む」のではなく、「どこを改善すれば良いかを見るツール」として使うことが重要です。

AI検索時代は「快適性」がさらに重要になる



最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト内容が引用される時代になってきました。

この時代になると、GoogleやAIは、

・読みやすさ
・表示速度
・モバイル快適性
・ユーザー満足度

を以前よりさらに重視していく可能性があります。

つまり、今後は「内容だけ良ければ良い」ではなく、「快適に読めること」もますます重要になります。

最終的にはユーザーがストレス無く読めることが重要



私は20年以上SEOを研究していますが、結局Googleに評価されるサイトは、「ユーザーが快適に使えるサイト」です。

だから私は会員様にも、

・画像を軽くする
・余計な機能を増やし過ぎない
・表示速度を定期確認する
・ユーザー目線で見る

ことをおすすめしています。

ページスピードインサイツ
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
の調査結果の下に提案の詳細がありますので、そちらを参考にしながら改善を進めてみて下さい。



最終更新日:2026年5月26日 回答者:SEOコンサルタント 鈴木将司


2018年06月27日
カテゴリ:内部対策