Q:SEOスコープで円グラフで数字が基本出ますが、時にN/Aと出る項目があります。これは何を意味しますか?
A:
説明が足りずに申し訳ありません。
これは Not Available の略で、「入手出来なかった」という意味です。
主に、
・データ量不足
・アクセス数不足
・被リンク不足
・データ蓄積不足
などの場合に表示されます。
特に、アクセス数がまだ少ないサイトや、新規サイトではよく発生します。
SEOツールは「推定データ」を元にしている
ここは非常に重要なのですが、SEOスコープを含め、多くのSEOツールは「Google内部データ」を直接見ているわけではありません。
例えば、
・SimilarWeb
・Majestic
・Ahrefs
・SEMrush
などは、独自クローラーや統計データを使って推定しています。
つまり、SEOツールの数字は「推測値」に近い部分があります。
私は昔から会員様にも、「SEOツールはレントゲン写真ではなく、外側から観察している望遠鏡に近い」とお話しています。
そのため、データ量が少ないサイトでは、十分な推測材料が集まらず、N/Aになることがあります。
アクセスが少ないサイトほど発生しやすい
特に新規サイトや小規模サイトでは、
・流入数不足
・被リンク不足
・クロール不足
が起きやすいです。
その結果、
「まだ十分なデータが集まっていない」
とツール側が判断して、N/A表示になります。
私はこれを、「人口が少ない町の統計」に例えることがあります。
例えば人口数百万人の都市なら、かなり正確な統計が取れます。
しかし人口数十人の村では、統計データが不安定になります。
SEOツールもそれに近いです。
N/Aは「ペナルティ」ではない
ここを誤解する方も多いのですが、N/Aだからといって「Googleからペナルティーを受けている」という意味ではありません。
単純に、
・データ不足
・推測不能
・統計不足
というケースが多いです。
私は最近、「SEOツールのN/Aは、通知表の0点ではなく“データ不足で採点不能”に近い」と感じています。
SSL化直後もN/Aが出やすい
また、最近非常に多いのが、SSL化後のN/A表示です。
例えば、
・http → https移行
・www統一変更
・ドメイン変更
などがあると、SEOツール側は「新サイト」として再収集を始めるケースがあります。
そのため、
・一時的N/A
・データ減少
・スコア低下
が発生することがあります。
これは非常によくある現象です。
被リンクデータは特に時間がかかる
特にMajestic系データは、反映まで時間がかかることがあります。
何故なら、
・世界中クロール
・リンク解析
・品質判定
を行っているからです。
そのため、新規サイトやSSL移行直後では、
・リンク未反映
・データ不足
・N/A表示
が発生しやすくなります。
私は昔から、「被リンクデータは郵便配送みたいなもの」と会員様にお話しています。
つまり、
・すぐ届くわけではない
・途中確認がある
・整理時間が必要
のです。
最近のGoogleは「数字に出ない部分」もかなり見ている
最近のSEOでは、単純な数字だけでは測れない部分が増えています。
例えば、
・ユーザー満足度
・専門性
・実在感
・ブランド信頼
などです。
そのため、SEOツール数値だけで一喜一憂し過ぎるのも危険です。
私は最近、「SEOは数字ゲームから信頼ゲームへ変わってきている」と感じています。
重要なのは長期傾向を見ること
SEOツールを見る時に重要なのは、
・今月どう変わったか
・3ヶ月でどう変わったか
・半年でどう伸びたか
を見ることです。
短期的には、
・N/A
・急減
・急上昇
なども普通に起こります。
しかし長期的には、
・流入増加
・被リンク増加
・エンゲージメント向上
などが重要です。
AI検索時代は「実際の支持」がさらに重要になる
最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト情報が引用される時代になってきました。
この流れの中で、GoogleやAIは、
・本当に読まれているか
・実際に役立っているか
・ユーザー満足が高いか
を以前よりさらに重視している可能性があります。
つまり、単純なツール数値だけではなく、「実際のユーザー支持」が今後さらに重要になります。
最終的には「ユーザーに支持されるサイト」が強い
私は昔から会員様にも、
・ツール数値だけを追い過ぎないこと
・短期変動で焦らないこと
・ユーザー価値を高めること
をおすすめしています。
N/Aが出た場合も、まずは、
・アクセス状況
・SSL移行有無
・新規サイトかどうか
・被リンク状況
を確認しながら、長期的にサイトを育てていくことが重要です。
2018年06月30日
カテゴリ:SEOスコープ
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