Q: このSEOスコープで表示された数字は、どのくらいの期間の数字なのでしょうか?
過去1か月とか過去1週間とか、どのような期間でのデータになりますか?
A:
トラフィック総合スコアとエンゲージメント総合スコアは、シミラーウェブ社のデータを使っていますが、それらは基本的に過去3ヶ月間のデータです。
更新は毎月、月の半ば頃に行われます。
また、被リンク総合スコアはマジェスティック社のデータを使っていますが、こちらも基本的には過去3ヶ月間のデータで、更新は毎月月初頃に行われます。
SEOツールの数字はリアルタイムではない
ここは非常に重要なのですが、SEO初心者の方ほど、「SEOツールの数字=今この瞬間の数字」と思い込みやすいです。
しかし実際には、多くのSEOツールは、
・過去データ集計
・推定値
・クロール蓄積
を元に作られています。
つまり、リアルタイムではありません。
私は昔から会員様にも、「SEOツールは株価チャートというより、月次統計に近い」とお話しています。
SEOツールには収集ラグがある
例えば被リンクデータでも、
・今日リンクされた
・明日反映される
とは限りません。
実際には、
・クローラー巡回
・リンク確認
・DB更新
・スコア再計算
などの処理があります。
そのため、反映まで数週間〜数ヶ月かかるケースもあります。
私はよく、「SEOツールは健康診断結果に近い」と例えています。
今日運動したからといって、翌日すぐ健康診断数値が劇的改善するわけではありません。
SEOデータもそれに近いです。
特に被リンクデータは反映が遅い
被リンク関連は特に時間差が大きいです。
何故なら、SEOツール会社は全世界サイトを巡回しているからです。
例えばMajesticやAhrefsは、
・世界中のページ巡回
・リンク構造解析
・リンク品質判定
を行っています。
そのため、新しいリンクが完全反映されるまで時間がかかります。
私は昔から、「被リンク評価は郵便配送に近い」と会員様によく説明しています。
つまり、
・送った瞬間に届くわけではない
・途中確認がある
・整理時間がある
のです。
トラフィックデータは推定値でもある
また、シミラーウェブ系のトラフィックデータは、完全実数ではありません。
これは非常に重要です。
シミラーウェブ社は、
・ブラウザデータ
・ISPデータ
・外部統計
・推定モデル
などを組み合わせて、アクセス推定をしています。
つまり、Googleアナリティクス実数とは違います。
私は昔から、「SEOツール数値は絶対値ではなく、傾向を見るもの」と会員様にお話しています。
重要なのは増減傾向
実際、SEOツールを見る時に最も重要なのは、
・上がっているか
・下がっているか
・競合との差
です。
例えば、
・被リンク増加傾向
・トラフィック上昇傾向
・エンゲージメント改善傾向
などです。
逆に、数値そのものだけに一喜一憂し過ぎると危険です。
私は最近、「SEOツールは体温計ではなく天気図に近い」と感じています。
つまり、「今後どう動いているか」を見ることが重要です。
SSL化直後などは数字が大きく変動しやすい
特に最近ご相談が多いのが、SSL化直後の数値変動です。
例えば、
・被リンク減少
・トラフィックスコア低下
・トラストフロー減少
などです。
これは、SEOツール側が、
・httpサイト
・httpsサイト
を別サイトとして再収集している途中であるケースが多いです。
そのため、SSL化後1〜4ヶ月くらいは、一時的に数字が不安定になることがあります。
SEOツールはGoogleそのものではない
ここも非常に重要です。
SEOツールの数字は、Google公式順位そのものではありません。
例えば、
・Majestic
・Ahrefs
・SEMrush
・SimilarWeb
などは、各社独自データです。
つまり、Google内部データを直接見ているわけではありません。
私は昔から、「SEOツールはGoogleを外から観察している望遠鏡に近い」と会員様に説明しています。
そのため、多少誤差もあります。
最近のSEOは数字だけでは測れなくなっている
最近のGoogleは、
・ユーザー満足度
・専門性
・実在感
・信頼性
などもかなり見ています。
そのため、SEOツール数値だけでは完全に測れない部分も増えています。
例えば、
・ユーザー安心感
・ブランド信頼
・再訪問率
などは、完全数値化が難しいです。
私は最近、「SEOは数字ゲームから信頼ゲームへ変わってきている」と感じています。
AI検索時代はエンゲージメントがさらに重要になる
最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト情報が引用される時代になってきました。
この流れの中で、GoogleやAIは、
・ユーザー滞在
・満足度
・再訪問
・実際の利用
を以前よりさらに重視している可能性があります。
つまり、単純なリンク数だけではなく、「本当に支持されているか」が重要になっています。
最終的には数字の意味を読むことが重要
私は昔から、「SEOで重要なのは数字そのものではなく、数字の意味を読むこと」と会員様にお話しています。
例えば、
・何故増えたのか
・何故減ったのか
・競合はどうなのか
を考えることが重要です。
そのため、SEOスコープの数字を見る時も、
・短期変動だけで焦らない
・3ヶ月単位で見る
・長期傾向を見る
ことをおすすめします。
2018年06月30日
カテゴリ:SEOスコープ
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