Q:ページの読み込み速度は、一般的にどのくらいの時間(秒数であれば)問題ないでしょうか?
具体的な秒数などがもしあれば参考になりますのでお願いいたします。
A:
Googleのモバイルサイトに関する最近の調査結果
http://www.web-planners.net/blog/archives/000278.html
によると、モバイルサイトのページ読み込み速度が、
・1秒〜3秒かかると直帰する可能性が32%高まる
・1秒〜5秒かかると直帰する可能性が90%高まる
・1秒〜6秒かかると直帰する可能性が106%高まる
・1秒〜10秒かかると直帰する可能性が123%高まる
ということがわかっています。
つまり、スマートフォンユーザーは、私たちが思っている以上に「待つこと」を嫌います。
私は2003年頃からSEOを研究していますが、昔のインターネットユーザーは、ある程度待ってくれました。
しかし現在は違います。
特にスマホ時代になってからは、「遅い=ストレス」という感覚が非常に強くなっています。
今のユーザーは「1秒」にかなり敏感
私は会員様によく、「今のスマホユーザーはコンビニ感覚でサイトを見ている」とお話しています。
例えばコンビニで、
・レジが遅い
・商品が出てこない
・画面が固まる
と、人はかなりイライラします。
ウェブサイトも同じです。
特に最近は、
・5G回線
・高速スマホ
・高速アプリ
に慣れているため、少しでも遅いとストレスを感じやすくなっています。
私は最近、「今のユーザーは“待たされ慣れていない”」と強く感じています。
Googleも「ユーザーのイライラ」をかなり見ている
Googleは現在、「ユーザー体験」をかなり重視しています。
つまり、単純に、
・情報量が多い
・キーワードが入っている
だけではなく、
・快適に読めるか
・ストレスが少ないか
・すぐ表示されるか
をかなり見ています。
私は最近、「Googleは検索順位だけではなく、サイト接客品質まで見始めている」と感じています。
例えば、どんなに良い店でも、
・注文が遅い
・料理がなかなか来ない
・レジ待ちが長い
と、お客様満足度は下がります。
サイト速度も同じです。
特にスマホユーザーは離脱が非常に早い
昔のPCユーザーは、ある程度待つ傾向がありました。
しかしスマホユーザーは違います。
例えば、
・電車待ち
・移動中
・スキマ時間
などで見ているケースが多いため、「すぐ見られないサイト」をかなり嫌います。
そのため、
・3秒以上
・5秒以上
になると、かなり危険です。
私は最近、「スマホサイトは“瞬発力勝負”になっている」と感じています。
画像の重さが最大原因になりやすい
実際、ページ速度低下の最大原因は、画像であるケースが非常に多いです。
例えば、
・巨大JPEG
・未圧縮PNG
・スマホ写真そのまま
・大型スライダー
などです。
私は昔から、「サイト速度改善は画像ダイエットから始める」と会員様によくお話しています。
例えば人でも、重い荷物を大量に持てば動きが遅くなります。
サイトも同じです。
画像が重いと、一気に表示速度が低下します。
最近のサイトは「装飾過多」で重くなりやすい
最近はデザイン性を重視するサイトが増えています。
そのため、
・アニメーション
・動画背景
・大量JavaScript
・動くスライダー
などを多用するケースがあります。
しかし、これが逆にサイトを重くすることがあります。
私は最近、「今のサイトは高級マンション化し過ぎている」と例えることがあります。
昔のサイトはシンプルな住宅でした。
しかし最近は、
・豪華装飾
・巨大画像
・機能大量追加
によって、逆に動きが重くなっているケースがかなり多いです。
ページ速度はSEOだけではなく成約率にも影響する
ここは非常に重要です。
ページ速度は、SEOだけの問題ではありません。
実際には、
・問い合わせ率
・購入率
・予約率
にもかなり影響します。
例えば、ページが遅いだけで、
・読む前に閉じる
・予約前に離脱する
・途中で諦める
ケースが増えます。
私は会員様にも、「速度改善はSEO対策というより売上改善」とお話しています。
最近のGoogleは「ユーザー離脱」をかなり警戒している
Googleが最も嫌うのは、「検索して来たのに、すぐ戻ること」です。
つまり、
・読み込みが遅い
・ストレスが多い
・情報が見えない
状態になると、ユーザーは検索結果へ戻ります。
Googleは、その行動をかなり見ている可能性があります。
私は昔から、「Googleはユーザーのガッカリ感を減らそうとしている」と会員様に説明しています。
PageSpeed Insightsは改善ヒントとして使う
そのため、PageSpeed Insightsは非常に重要です。
特に、
・画像圧縮
・CSS削減
・JavaScript最適化
・キャッシュ設定
など、具体的改善ポイントを教えてくれます。
私は会員様にも、「PageSpeed Insightsは試験ではなく健康診断として使って下さい」とお話しています。
つまり、点数そのものより、
・どこが悪いか
・何を改善すべきか
を見ることが重要です。
AI検索時代は「快適性」がさらに重要になる
最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト情報が引用される時代になってきました。
この流れの中で、GoogleやAIは、
・表示速度
・快適性
・ユーザー満足度
・ストレスの少なさ
を以前よりさらに重視していく可能性があります。
つまり今後は、「内容だけ良ければ良い」ではなく、「快適に読めること」がますます重要になります。
最終的には「待たせないサイト」が強い
私は20年以上SEOを研究していますが、長期的に強いサイトは、「ユーザーを待たせないサイト」です。
だから私は会員様にも、
・画像を軽くする
・余計な機能を増やし過ぎない
・表示速度を定期確認する
・スマホ表示を重視する
ことをおすすめしています。
私達が考える以上に、1秒でも余分に時間がかかると、ユーザーはイラつき、サイトから離れてしまう傾向があります。
そうなると、Googleからの評価低下にもつながり、検索順位が下がる大きな原因を作ることになります。
サイト運営者としては、これまで以上にダウンロード高速化に努める必要があります。
ページスピードインサイツ
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja
を活用して、現状と改善策を確認しながら、継続的に改善するようにして下さい。
2018年06月27日
カテゴリ:内部対策
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