Q:アドセンス広告をホームページに貼ることは検索順位の上昇・下降に関連性はありますか?
アドセンス広告は、そのサイトやページと関連性のある広告が表示されることが多いと思いますが、そのあたりの状況がどうなのかお聞きしたいと思います。
A:
間接的に順位を下げるリスクがあります。
その理由ですが、アドセンスをページ内の目立つ部分、つまりヘッダー付近などに大量に貼ると、ユーザーに不快感を与えることがあるからです。
何故なら、自分が探している情報を広告が遮ってしまうからです。
これはまさにノイズです。
私は昔から会員様にも、「広告は店内アナウンスに似ている」とお話しています。
例えば、病院へ行った時に、
・受付横で大音量広告
・診察室前に大量POP
・待合室で延々CM
が流れていたら、落ち着きません。
ウェブサイトでも同じです。
ユーザーは情報を探しに来ているのに、広告が主役になってしまうと、不快感が生まれやすくなります。
Googleは広告そのものよりユーザー反応を見ている
ここを誤解している人が非常に多いです。
Googleは、「アドセンスを貼ったから即順位を下げる」という単純なことをしているわけではありません。
重要なのは、その結果として「ユーザーがどう反応したか」です。
例えば、
・広告が邪魔で読みにくい
・目的情報にたどり着きにくい
・広告ばかり目立つ
・スクロールしても広告だらけ
という状態になると、ユーザーは不快になります。
そうすると、ユーザーはページを閉じたり、Google検索結果へ戻ったりしやすくなります。
Googleは「すぐ戻る行動」をかなり見ている可能性がある
私は2003年頃からSEOを研究していますが、最近のGoogleは、「検索後のユーザー行動」をかなり見ていると感じています。
例えば、
・すぐ戻る
・滞在時間が短い
・別サイトへ移動する
などです。
特に、Google検索結果から来たユーザーが、すぐ検索結果へ戻る行動は、Googleにとって重要なシグナルになっている可能性があります。
私は昔から、「Googleはユーザーのガッカリ感を減らそうとしている」と会員様に説明しています。
例えば検索したのに、
・広告だらけ
・本文が見えない
・閉じるボタンを探すレベル
だと、ユーザーは嫌になります。
Googleも、それを嫌っています。
アドセンスは置き方が重要
実際、アドセンスを設置していても上位表示しているサイトは大量にあります。
つまり問題は、「広告があること」ではなく、「どう置いているか」です。
例えば、
・記事冒頭を広告で埋める
・スクロール前に広告しか見えない
・本文途中に広告を詰め込み過ぎる
などは危険です。
逆に、
・本文を邪魔しない
・ユーザー導線を壊さない
・読みやすさを優先する
のであれば、そこまで問題にならないケースもあります。
Googleは広告主体サイトをかなり警戒している
最近のGoogleは、「ユーザーのためのサイト」なのか、「広告収益目的サイト」なのかをかなり見ています。
例えば、
・内容が薄い
・広告比率が高い
・独自性が少ない
・広告クリック誘導が強い
サイトは、最近かなり厳しくなっています。
私はこれを、「雑誌」と「チラシ」の違いに例えることがあります。
例えば雑誌でも広告はあります。
しかし、ちゃんと記事が主役です。
一方、チラシだらけで情報価値が低いと、人はすぐ捨てます。
Googleも、どちらかというと「記事が主役のサイト」を好む方向へ進化しています。
最近は広告ノイズにかなり厳しい
私は昔から「ノイズ」という言葉をよく使っています。
ノイズとは、ユーザーが本来得たい情報を邪魔するものです。
例えば、
・巨大バナー
・自動再生動画広告
・画面全体ポップアップ
・閉じにくい広告
などは、典型的なノイズです。
最近のGoogleは、このノイズにかなり厳しくなっています。
特にモバイル検索では、広告の邪魔さが順位に影響しやすくなっているように感じます。
何故ならスマホ画面は小さいからです。
PCなら許される広告量でも、スマホだと本文が全然見えなくなることがあります。
広告収益とSEOはバランスが重要
もちろん、サイト運営には収益も必要です。
そのため、広告自体を否定する必要はありません。
問題なのは、「広告を優先し過ぎること」です。
私は会員様にも、「短期収益を追い過ぎると長期SEOを壊すことがある」とよくお話しています。
例えば、
・広告クリック率だけ追う
・広告数だけ増やす
・画面占有率を上げる
と、一時的には収益が増えることがあります。
しかし、その結果、
・ユーザー離脱増加
・直帰率増加
・再訪問減少
が起こると、長期的にはSEOで不利になる可能性があります。
最近のGoogleはユーザー体験を最重要視している
昔のSEOでは、
・被リンク
・キーワード回数
・内部リンク
など、技術要素中心でした。
しかし最近のGoogleは、「ユーザー体験」をかなり重視しています。
例えば、
・読みやすいか
・邪魔されないか
・安心できるか
・また来たいと思うか
をかなり見ています。
私は最近、Googleは検索エンジンというより、サイトの接客品質を評価する存在に近づいていると感じています。
AI検索時代はユーザー満足度がさらに重要になる
最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでもサイト内容が引用される時代になってきました。
この時代になると、GoogleやAIは、
・ユーザー満足度
・読みやすさ
・情報価値
・ノイズの少なさ
を以前よりさらに重視していく可能性があります。
つまり、「広告で稼ぐサイト」より、「ユーザーに支持されるサイト」の方が、今後さらに強くなっていくと思われます。
最終的にはユーザー優先が最強
私は20年以上SEOを研究していますが、結局長く勝つサイトは、「ユーザー優先」を徹底しているサイトです。
だから私は会員様にも、
・広告を置き過ぎない
・本文を主役にする
・ユーザーの邪魔をしない
ことをおすすめしています。
これを避けるためには、アドセンス広告を貼る場合も、メインコンテンツを邪魔しない位置、回数、頻度にすることです。
必ずいつもユーザー優先の態度でサイトを運営するようにして下さい。
※サイト品質を改善するテーマのセミナー「サイト品質改善で順位を上げる簡単リノベーション術セミナー」資料より引用
2018年06月27日
カテゴリ:広告活用
最新記事
カテゴリー











