Q:Googleの地図表示で別業種で表示されます。

整体院のサイトを運営しています。当院はマッサージの業種でないのにもかかわらず、Google検索で「地名+マッサージ」で検索すると地図に表示されてしまいます。(同地域で整体院をやっていて表示されない店舗も存在する)

そのため、たまにマッサージをしてもらえることを期待して予約の電話が入ってしまうのですが、このようなミスマッチが生じることは双方にとって不利益なことなので、Google側で修正して欲しいと思っています。

ちなみに当院がGoogleマイビジネスに登録している情報のカテゴリは「整体」と「カイロプラクティック」です。

なぜ「地名+マッサージ」で検索して地図に表示されてしまうのでしょうか?

修正する手段があれば教えてください。


A:


これは最近かなり増えている現象です。

Google側が、「この店舗はユーザーの検索意図に近いかもしれない」と自動判断して、関連業種として表示している可能性が高いです。

つまり、Googleは現在、「登録カテゴリ」だけではなく、

・ユーザー行動
・口コミ内容
・ホームページ内容
・検索履歴
・来店実績

など、かなり多くの情報を総合的に見ています。

そのため、Googleビジネスプロフィールで「整体」「カイロプラクティック」に設定していても、Google側が、

「この店舗はマッサージを探している人にも役立つかもしれない」

と判断すると、「地名+マッサージ」でも表示されることがあります。

Googleは「検索キーワード」と「店舗カテゴリ」を完全一致で見ていない



昔のGoogleは、比較的カテゴリ一致を重視していました。

しかし最近のGoogleはかなり変わっています。

今は、「ユーザーが求めているもの」をGoogleが推測する方向へ進化しています。

例えばユーザーが、

「肩こりを楽にしたい」
「疲れを取りたい」
「身体をほぐしたい」

と思って「マッサージ」と検索した場合、Googleは、

「整体院でも満足する可能性がある」

と判断することがあります。

つまりGoogleは、「単語一致」より、「ユーザー意図」を優先し始めているのです。

私は最近、「Googleは辞書ではなく、コンシェルジュに近づいている」と会員様によく説明しています。

Googleは「ユーザー満足」を最優先している



例えばホテルのコンシェルジュでも、お客様が、

「静かなカフェありませんか?」

と聞いた時、完全一致の店だけではなく、「この人にはここも合いそう」という候補を出すことがあります。

Googleも今、それに近い動きをしています。

つまりGoogleは、

「カテゴリが完全一致しているか?」

よりも、

「ユーザーが満足する可能性があるか?」

を優先する方向へ進化しています。

そのため整体院でも、「マッサージ検索」に出ることがあります。

口コミ内容もかなり影響している可能性がある



ここはかなり重要です。

Googleは口コミの文章内容をかなり分析しています。

例えば口コミに、

「気持ち良かったです」
「ほぐれました」
「マッサージが最高でした」
「リラクゼーション効果があった」

などの言葉が多く含まれていると、Googleは、

「この店舗はマッサージ目的ユーザーとも関連がある」

と認識することがあります。

つまり、Googleビジネスプロフィールのカテゴリだけではなく、「ユーザーがどう認識しているか」まで見ているのです。

ホームページ内容も影響する



最近のGoogleは、Googleビジネスプロフィール単体ではなく、ホームページ内容もかなり見ています。

例えば整体院サイトでも、

・もみほぐし
・リラクゼーション
・筋肉をほぐす
・疲労回復

などの表現が多いと、Googleはマッサージ関連性を感じやすくなります。

逆に、

・骨盤矯正
・姿勢改善
・関節調整
・自律神経調整

など、整体寄りの専門用語が中心であれば、マッサージとの関連性は少し弱まる可能性があります。

Googleは「実際のユーザー行動」をかなり見ている



私は最近、Googleマップ対策で最も重要なのは、「Googleがどう考えているか」より、「実際のユーザーがどう行動しているか」だと感じています。

例えば、

・マッサージ検索から来店する人が多い
・その後離脱しない
・口コミを書く
・滞在時間が長い

などの行動データがあると、Googleは、

「この店舗はマッサージ検索ユーザーとも相性が良い」

と判断しやすくなります。

Googleは今、「店舗情報」だけではなく、「実際の利用実績」をかなり見るようになっています。

ミスマッチが続く場合は改善申請も検討する



もちろん、今回のように、

・予約ミスマッチが発生する
・ユーザー期待と違う
・業務上支障が出る

場合は、そのまま放置しない方が良いケースもあります。

『Google ビジネス プロフィール のヘルプ コミュニティ』
https://www.ja.advertisercommunity.com/t5/Google-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9/ct-p/GMB
というところの質問コーナーに投稿すると、Googleのスタッフや上級ユーザーが解決策を教えてくれる可能性があります。


Google側が時間をかけて修正するケースもある



ただし、この種のミスマッチは、時間経過で自然修正されるケースもあります。

Googleは常にユーザー行動データを収集しています。

そのため、

・すぐ離脱される
・予約につながらない
・検索満足度が低い

というデータが蓄積すると、徐々に表示頻度が下がることがあります。

つまりGoogleも、「表示した結果、本当にユーザー満足につながったか」を見続けているのです。

最近のGoogleは「業種境界」を曖昧にし始めている



私は最近、「Googleは昔より“業種の壁”を曖昧にし始めている」と感じています。

例えば整体院でも、

・リラクゼーション
・姿勢改善
・疲労回復
・ストレス軽減

など、ユーザー目的がマッサージと重なる部分があります。

Googleはそこを見ています。

つまり、Googleは「店舗側の業種定義」より、「ユーザーが何を期待しているか」を優先し始めているのです。

AI検索時代は「ユーザー意図理解」がさらに強くなる



最近はGoogle検索でも「AIによる概要」が増えていますし、ChatGPTでも店舗情報が引用される時代になってきました。

この時代になると、GoogleやAIは「単語一致」ではなく、「ユーザー意図理解」をさらに強化していくと思われます。

つまり今後は、

・整体
・マッサージ
・リラクゼーション
・ボディケア

の境界が、今よりさらに曖昧になる可能性があります。

最終的には「どう認識されたいか」をGoogleに伝えることが重要



私は20年以上SEOやGoogleマップ対策を研究していますが、最近のGoogleは、「店舗が自分をどう定義しているか」だけではなく、「ユーザーがどう認識しているか」をかなり重視しています。

そのため、もし本当にマッサージ検索とのミスマッチを減らしたいのであれば、

・ホームページ表現を見直す
・口コミ誘導を工夫する
・整体専門性を強調する
・Googleビジネスプロフィール投稿内容を調整する

など、「Googleへの伝わり方」を少しずつ修正していくことも重要です。

そして、問題を発見して1ヶ月以上経っても改善が見られなかったら、先程のGoogleコミュニティ窓口に投稿すれば、何とかなる可能性があります。

最終更新日:2026年5月26日 回答者:SEOコンサルタント 鈴木将司

2018年06月27日
カテゴリ:Googleマップ