Q:自店が掲載されている口コミサイトのページも公式サイトから貼り付けた方がいいのでしょうか?
自分のサイトに外部リンクを貼ることが少なからずあります。
美容室であれば、有名なサイトでホットペッパーにも掲載されている店舗があると思います。こうした自店が掲載されている口コミサイトのページも公式サイトから貼り付けた方がいいのでしょうか?
A:
これは非常に実践的で重要なご質問です。
結論から言いますと、
「SEO的メリット」
だけを考えれば、関連性や権威性の高いサイトへリンクすることはプラスになる可能性があります。
しかし、実際のWeb集客では、
「SEO」
だけではなく、
「成約」
や
「競合流出」
まで考える必要があります。
そのため私は、
「競合店も掲載されている大型ポータルサイトへの誘導は慎重に考えるべき」
だと思っています。
SEOだけなら外部リンクは悪ではない
まず誤解されやすいのですが、外部リンク自体は悪いものではありません。
昔のSEOでは、
「外部リンクを貼ると評価が下がる」
と言われる時代もありました。
しかし現在のGoogleは、そこまで単純ではない可能性があります。
むしろ、
「関連性の高い信頼サイトへ自然にリンクしている」
ことは、プラスに働くケースもあると思われます。
例えば、
・公的機関
・業界団体
・専門機関
などへのリンクは、ユーザーにとっても役立つ場合があります。
私はよく、
「良い外部リンクは参考文献に近い」
と説明しています。
つまり、
「ユーザー理解を助けるリンク」
には意味があるのです。
しかし「競合が並んでいるサイト」は別問題
ただし今回のケースは少し違います。
例えばホットペッパーのようなポータルサイトには、
「競合店」
も大量に掲載されています。
ここが重要です。
例えばリアル店舗でも、
「せっかく自店へ来てくれたお客様を、競合店舗が並ぶショッピングモールへ案内する」
ような状態になる可能性があります。
私はよく、
「ポータルサイトは巨大ショッピングモールに近い」
と説明しています。
確かに集客力はあります。
しかし一度そこへ戻ると、ユーザーは比較を始めます。
つまり、
「他店へ流れるリスク」
があるのです。
公式サイトの役割は「自店に集中してもらうこと」
現在のWeb集客で非常に重要なのは、
「ユーザーを迷わせないこと」
です。
例えば美容室サイトへ来たユーザーは、
・この店は安心か?
・上手そうか?
・自分に合うか?
を確認しています。
その時に、突然ホットペッパーへ誘導すると、
「比較モード」
に入ることがあります。
私はよく、
「公式サイトは接客ルームに近い」
と説明しています。
つまり、
「自店の魅力を集中して伝える場所」
なのです。
その途中で競合比較環境へ誘導すると、成約率が下がる可能性があります。
SEOと成約率は必ずしも一致しない
ここが非常に重要です。
SEOだけを考えれば、
「権威サイトへのリンク」
はプラスになるケースがあります。
しかし実際のビジネスでは、
「問い合わせが増えるか?」
の方が重要です。
私はよく、
「SEOは目的ではなく手段」
と説明しています。
つまり、
「順位が上がった」
だけでは意味がありません。
最終的には、
「売上につながるか」
が重要なのです。
そのため、
「ユーザーを競合比較空間へ戻す」
行為は慎重に考えた方が良いと思います。
口コミを見せたいなら「自社サイト内」に掲載した方が良い
では口コミを活用したい場合はどうするか?
私は可能であれば、
「自社サイト内へ口コミを掲載する」
方が良いと思っています。
例えば、
・お客様の声ページ
・Google口コミ引用
・スクリーンショット掲載
などです。
そうすれば、
「信頼性」
を見せながら、
「競合流出」
を防ぎやすくなります。
私はよく、
「口コミは借りるが、お客様は渡さない」
と説明しています。
つまり、
「評価だけ活用する」
考え方です。
最近のGoogleは「ブランドサイト」を強くしたい可能性がある
最近のGoogleは、
「公式サイト」
をかなり重視している可能性があります。
昔は、
「ポータルサイトが圧倒的に強い」
時代がありました。
しかし最近は、
「公式サイト」
が強くなっている業界もあります。
私は最近、
「Googleは中間業者より実体企業を評価し始めている可能性がある」
と説明しています。
つまり今後は、
「自社ブランド」
を育てることが重要になります。
その意味でも、
「自社サイトから競合比較サイトへ誘導しすぎる」
のは慎重に考えた方が良いと思います。
ユーザー心理を考えることが重要
ここで大切なのは、
「ユーザーがそのリンクを押した後どうなるか?」
を考えることです。
例えば、
「予約したい」
と思っている人を、比較サイトへ戻してしまうと、
「もっと安い店あるかな?」
となることがあります。
これはリアル店舗でも同じです。
例えば接客中に、
「近くに他店もあるので比較して下さい」
と言う店員は少ないと思います。
Webも同じです。
私はよく、
「リンクは出口でもある」
と説明しています。
つまり、
「そのリンクを押した後、ユーザーは戻って来ないかもしれない」
のです。
AI時代は「公式サイト価値」がさらに高まる可能性がある
最近はAI検索時代に入っています。
すると今後は、
「どこが公式情報なのか」
がさらに重要になる可能性があります。
例えばAIも、
「実際の運営者サイト」
を重視する可能性があります。
つまり今後は、
「自社サイト自体の価値」
を高めることがさらに重要になります。
私は最近、
「これからはポータル依存よりブランド直結型が強くなる可能性がある」
と説明しています。
最後に
ですので、SEO的には関連性や権威性の高いサイトへリンクすること自体はプラスになる可能性があります。
しかし、
「競合店も大量に掲載されているポータルサイト」
へのリンクは慎重に考えた方が良いと思います。
なぜなら、
「せっかく来たユーザーが競合へ流れる可能性」
があるからです。
そのため現在のWeb集客では、
「SEO」
だけではなく、
「成約率」
や
「ユーザー心理」
まで考えて設計することが非常に重要だと思います。

2018年06月26日
カテゴリ:内部対策
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