Q:解析ツールを久しぶりに使って状況を見た結果のH2タグの数について、

先日ページ解析ツールを久しぶりに使って状況を見てみました。
H2タグは10個以内に収まるようにしましょう!と表示されました。私の場合は17個でした。H2タグを10個以内で収めるのは何か影響が出るからでしょうか?また17個現在ありますが、別に問題ありませんか?
オリジナルテキストが増えると、自然にこのタグの個数は増えると思いますが・・・


A:


ご安心下さい。

現在のSEOでは、

「H2タグが17個あるから危険」

というような単純な問題ではありません。

昔のSEOツールでは、

「H2は10個以内」

のような基準を設けていたものがありました。

しかし、これは当時のWeb環境を前提にした考え方です。

当時は、

「1000文字程度のページ」

が一般的でした。

そのため、

「1000文字しかないのにH2が10個以上ある」

と、不自然に細かく分割されている可能性がありました。

つまり、

「文章量に対して見出しが多すぎる」

状態を警戒していたのです。

しかし現在は状況がかなり変わっています。

現在は「パワーページ」が増えている



最近は、

「4000文字〜8000文字以上」

の長文ページがかなり増えています。

私は最近これを、

「パワーページ化」

と呼ぶことがあります。

つまり、

「一つのテーマを深く網羅するページ」

です。

例えば現在のGoogleは、

「詳しく説明しているページ」

を評価しやすくなっている可能性があります。

そのため、自然と見出し数も増えやすくなります。

つまり現在は、

「H2が多いこと自体」

は問題ではありません。

重要なのは、

「構造として自然か?」

です。

見出しは「目次」に近い



私はよく、

「見出しは本の目次に近い」

と説明しています。

例えば本でも、

「内容が多い本」

なら目次も増えます。

逆に、

「薄い本なのに目次だけ大量」

だと不自然になります。

Webページも同じです。

例えば、

「8000文字の長文ページ」

なら、H2が17個あっても全く不自然ではないケースがあります。

むしろ見出しが少なすぎると、

「読みにくい」

ページになることがあります。

最近のGoogleは「読みやすさ」をかなり重視している可能性がある



現在のGoogleは、

「ユーザーが理解しやすいか」

をかなり見ている可能性があります。

そのため、

「適切な見出し構造」

は非常に重要です。

私は最近、

「SEOは文章構造の時代に入っている」

とよく説明しています。

昔は、

「キーワードを何回入れるか」

のような話が中心でした。

しかし現在は、

「どう整理されているか」

の方が重要になっている可能性があります。

見出しがあるとユーザーは読みやすい



例えば長文ページでも、見出しが適切にあると、

・必要箇所を探しやすい
・流し読みしやすい
・内容理解しやすい

というメリットがあります。

私はよく、

「見出しは道路標識に近い」

と説明しています。

高速道路でも標識が無いと迷います。

ページも同じです。

特に最近のユーザーは、

「全部をじっくり読む」

というより、

「必要部分を探しながら読む」

傾向があります。

そのため見出し構造は非常に重要です。

H2が多いことより「乱用」が問題



本当に注意すべきなのは、

「H2の数」

そのものではなく、

「不自然な使い方」

です。

例えば、

・1行ごとにH2を使う
・意味のない見出しを大量設置する
・SEO目的だけでキーワードを詰め込む

などです。

これはユーザーにとって読みにくくなる可能性があります。

私はよく、

「見出しは飾りではなく案内板」

と説明しています。

つまり、

「ユーザーを助けるために存在する」

のが本来の役割なのです。

文字数とのバランスで考えるべき



現在の感覚で言えば、

「1000文字でH2が10個超え」

なら少し細かすぎる可能性があります。

しかし、

「2000文字で20個前後」

「8000文字で80個以内」

程度なら、そこまで不自然ではないケースもあります。

もちろん絶対基準ではありません。

重要なのは、

「読みやすいか」

です。

私は最近、

「SEOは数学ではなく読書体験に近い」

と説明しています。

つまり、

「ユーザーが理解しやすい構造か?」

が重要なのです。

AI時代は「構造化」がさらに重要になる可能性がある



さらに最近はAI検索時代に入っています。

すると今後は、

「見出し構造」

がさらに重要になる可能性があります。

なぜならAIは、

「ページ構造」

を理解しながら要約している可能性があるからです。

例えば、

・H2
・H3
・箇条書き

などを使って整理されているページは、AIにも理解されやすい可能性があります。

私は最近、

「見出しはAIへの説明書にもなり始めている」

と説明しています。

つまり今後は、

「整理されたページ」

がさらに重要になる可能性があります。

最近は「長文+構造化」が強い



最近のSEOでは、

「長文」

だけではなく、

「構造化された長文」

が重要になっています。

例えば、

「ただ長いだけ」

のページは読みにくいです。

しかし、

「見出しで整理されている」

ページは読みやすくなります。

私はよく、

「大きなショッピングモールほど案内表示が必要」

と説明しています。

つまり情報量が増えるほど、見出しの役割は大きくなるのです。

SEOツールの数値は「絶対ルール」ではない



ここも重要です。

SEOツールの警告は、

「参考目安」

であって、

「絶対ルール」

ではありません。

昔のSEOは、

「数値中心」

の時代がありました。

しかし現在は、

「ユーザー満足度」

の方が重要になっています。

そのため、

「H2が17個だから危険」

という単純な話ではありません。

むしろ、

「その構造で読みやすいか?」

を優先した方が良いと思います。

最後に



現在のSEOでは、H2タグの数だけで評価が決まるわけではありません。

特に最近は、

「長文コンテンツ」



「パワーページ」

が増えているため、自然と見出し数も増えやすくなっています。

そのため重要なのは、

「H2が何個あるか」

ではなく、

「ユーザーにとって理解しやすい構造になっているか」

です。

そして今後はAI検索時代になることで、

「整理された構造」

の重要性がさらに高まる可能性があります。

ですので、数字だけに縛られるのではなく、

「読者が読みやすいか?」

を基準に考えていただくのが良いと思います。

最終更新日:2026年5月26日 回答者:SEOコンサルタント 鈴木将司

2018年06月25日
カテゴリ:内部対策